◆母校から  バックナンバー 1.
   
山岳部 初めてのインターハイ出場!成21 (2009)年9月 記

山岳部は,6月5日・6日に行われた第53回東京都高等学校総合体育大会登山競技に初めて参加し,男子の部で2位に入賞しました。今年,東京都はインターハイ出場枠を2校持っている年でしたので,本大会の結果により,本校はインターハイ出場権を獲得しました。東京都大会では,体力(50点),装備(8点),幕営生活(8点),天気図(8点),計画書(5点),記録観察(5点),読図(8点),救急法(8点)の合計100点で競われました。本校は82.6点を獲得しました(1位は都立工芸高校Aチームで95.5点)。

インターハイ(2009近畿まほろば総体)の登山競技(平成21年度全国高等学校総合体育大会登山大会・第53回全国高等学校登山大会)は,兵庫県北部の氷ノ山・鉢伏山・蘇武岳を会場に7月31日〜8月4日に行われました。インターハイの登山競技は,A隊(団 体男子,沖縄以外の46都道府県から各1校が出場。ほぼすべてのチームが各都道府県大会で1位のチーム),B隊(団体女子,沖縄以外の46都道府県から各1校が出場),C隊(種目男子縦走,22都道府県から1校ずつ出場)があります。本校は,東京都大会で2位通過ということでC隊に参加しました。

7月31日は豊岡市の但馬ドームで開会式が行われ,直後に自然観察・救急・気象・天気図の審査が実施されました。この後,神鍋高原の幕営地に移動し,幕営と炊事の審査が行われました。また,この日は,冒険家植村直己が豊岡市の出身であるということで,市内にある植村直己冒険館を訪問しました。8月1日〜3日に登山があり,C隊は1日に蘇武岳,2日に氷ノ山,3日に鉢伏山に行きました。山中では,体力と歩行の審査(ところどころに審査員がいて,選手の動きを観察・審査しています)と読図の作業(ところどころにポイントが設置され,選手はそのポイントを地図中に正確に示さなければなりません)を行います。1日と2日は下山後に装備の審査もありました。最初の2日は雨がときおり強く降ったりするなど荒れ模様で,登山道もかなり歩きにくい状態でした。1日は香美町の兎和野高原で,2日は養父市の旧熊次小学校校庭で幕営の予定でしたが,2日は雨が強く降ってしまったため,幕営を諦め小学校の校舎に避難しました。4日は城崎温泉で閉会式があり,結果発表がありました。インターハイの配点は東京都大会と少 し異なり,体力(30点),歩行(10点),装備(10点),設営・撤収(10点),炊事(5点),気象知識 (2点),天気図(5点),自然観察(4点),読図(4点),計画書(6点),記録書(4点),救急法知識(2点),医療箱審査(3点),マナー(5点)の計100点で争われます。本校は,合計82.6点で18位でした。

4人の生徒は彼らなりに頑張ってはいましたが,初めて登山競技の大会に出場し,いきなりインターハイ出場となったため,大会の要領に不明な点も多くあり,手探りの状態で参加したと行った感じでした。しかしながら,初出場ではありましたが,途中でリタイアすることもなく,大会全日程をこなせたということで,よく頑張ったのではないかと思います。

今回のインターハイ出場にあたり,山岳部の卒業生の方々より多大なご支援をいただきました。この場をお借りして御礼を申し上げます。山岳部では,今後も安全で楽しく充実した登山ができるよう努力を続けるとともに,来年のインターハイ出場に向けて日々研鑽を重ねていきたいと思います。これからも応援していただけますよう心よりお願い申し上げます。

山岳部顧問 松本 至巨

 

 
 
   
【重要】辛夷祭にご来校予定の外来の皆様へ成21 (2009)年9月 記

明日,9月6日(日)の外来客への辛夷祭の公開は,新型インフルエンザの対応のため,中止させていただくことになりました。

本校にお越しいただいても,本校内への入場は一切お断り致しますので,予めご了承ください。

(2009/9/5,18:30)

 

 
 
   
辛夷祭のご案内  成21 (2009)年8月 記

来る9月5日(土)〜6日(日)に辛夷祭が開催されます。

同窓生の皆様も是非この機会に母校をお訪ね下さい。

詳細につきましては、下記「辛夷祭公式HP」でご覧下さい。

http://stsrv2.gakugei-hs.setagaya.tokyo.jp/~kobushi/

 

 
 
   
山岳部がインターハイ初出場!  成21 (2009)年6月 記

東京都高等学校総合体育大会の「登山競技」で、今年度は都から2校、インターハイ(全国)大会への出場枠があります。
その東京都で2位に入賞し、インターハイ出場が決まりました。

山岳競技の内容は、体力・装備・知識を点数評価し、合計点数で順位を決めます。その内容は

・ 体力(歩く早さ)
・ 装備
・ 幕営生活(テントの張り方、調理など)
・ 天気図(作成、予報)
・ 計画書
・ 記録
・ 読図
・ 救急法

などなどを点数制で採点し順位を決めます。

会場は北高雄山稜で参加は10校。1位は、常連校の都立工芸高校 95点。2位は学大附高82点。
「初参加なので、試しに出場してきます」と軽い気持ちで参加を決めた顧問(松本至巨教諭)から結果報告を聞いて、学校中がびっくりし沸き立っています。
入賞後の顧問談「救急箱やリュックの中を点検されると、足りない装備 や期限切れの医療品が入っていたりして、点数がとれませんでした。
たまたま歩くのが早かったのと、天気図と読図で点数稼いだんです。
他校の先生から、学大さん、ペーパーテストには強いですね、と言われました。

 

 
 
   
我が母校も新しい年度を迎え、先生方の移動がありました。  成21 (2009)年4月 記

新任の先生
●日渡 正行
●夏川 淑子
●花園 隼人
先生(国語)
先生(数学)
先生(数学)
 
退任の先生
●五十嵐 一郎
●仁野平 智明
●室田 敏夫
先生(副校長)31F・35C・40C・44E
先生(国語)53F・46F・50G
先生(数学)24G・27B・32B・39F・45B

 

 
 
 
我が母校も新しい年度を迎え、先生方の移動がありました。  成20 (2008)年4月 記

新任の先生
● 藤 千恵
●青山 久美子
●吉岡 雄一
●小林 雅之
先生(国語、西村先生後任)
先生(数学、新任)
先生(数学、30期生。窪田先生後任)
先生(理科物理、金城先生後任)
 
退任の先生
●平野 慎一
●金城 啓一
●窪田 美奈子
●遠藤 信也
●西村 諭
先生
先生
先生
先生
先生

 

 
 
 
辛夷祭へ行ってきました!        成18 (2006)年9月 記
 
今年も恒例の辛夷祭が、9月9日(土)10日(日)に開催されました。 カラリと秋晴れ、というわけにはいきませんでしたが、時折り薄日が差す曇り空。とても蒸し暑い日でした。

相変わらずというか、近年人気上昇というか、訪れる人の波は、東急学芸大駅前から母校正門前まで点々と人が連なり、そんな人並みにまぎれて歩いていくと、普段は分かりにくい通学路も迷わず、正門まで到着できました。

正門に飾られた立て看板
ここで記帳。案内パンフレットをもらう。

在校生のファミリーや他校の友人達、OB・OG(同窓生)、来春、再来春には母校を受験する予定の中学生が、父兄と一緒に学校見学をかねて来場したり、友人達と待ち合わせたり…と、駅前から華やいだ雰囲気でした。

正門を入ると、テントが待ち受けていて、記帳を済ませ、向かいのテントで飲食用の金券を購入!そして、いざ、会場(校内)へ…。

学年ごとに参加方法が異なり、1年各クラスは娯楽をベースにした見学者参加型、2年各クラスは飲食のサービスショップ型、3年各クラスは演劇、そして文化部は、部活に関連した展示、運動部は中庭での飲食テント、演劇部や音楽関連部は、講堂や体育館、中庭ステージを使っての舞台…と、それぞれにアイデアと工夫を凝らした出展でした。

1年生の娯楽では、かつてはお化け屋敷的な見学者が受け身で、主催者側がサービスにコレ勤める、といった楽しみ方から、見学者が参加する方向へと大きく変わってきた感じでした。

印象に残ったのは、江戸時代の遊びを持ち込んだ1年A組の会場。扇を投げて的に当てる遊びや、何やら怪しげな布で囲ったコーナーでは、賭場(!)が開かれていたり…。若い人達ばかりではなく、大人たちも「へえ〜」と微苦笑を漏らしつつ、浴衣姿の女生徒さんに遊び方を教わっていました。

見つけたウォーリーに“聞き込み”をする。

また、1年B組の会場。犯人探しのミステリーですが、校内全体に出没しているシマシマ模様のウォーリーから情報を集めて、犯人を割り出す、という手の込んだ催しにしていました。

2年生の飲食ショップは、保健衛生上の規制のためか、オリジナルな料理が作れず、市販食品しか出せず、メニューのネーミングや会場の雰囲気で勝負!といったところ。

そして3年生は、演劇。ほぼ1年間の準備期間をフルに使って、その成果を発表!これをお目当てに来場する他校の中・高校生や父兄、毎年見に来るファンなど、辛夷祭の目玉 としてすっかり有名になっているほどです。

『2代目はクリスチャン』の舞台から。
『大江戸ロケット』の舞台から。

また、中庭の運動部のショップと音楽関係のステージ。毎年行列ができるテントがあり、ステージでは、ボリュームいっぱいのサウンド・パフォーマンスが、黒山の人を呼ぶ…。

大混雑の会場があるかと思えば、閑古鳥の声に耳傾ける静かな会場あり、と今年も個性豊か、多彩な会場が訪れる人達を楽しませてくれた辛夷祭でした。

中庭ではミュージックパフォーマンス!
食べ物売りのテントでは行列が!
演劇、音楽演奏などのお知らせ看板がずらり!
我が展示場へどうぞ!アピールするビラ。
江戸時代の遊び、扇を投げて的に当てる投扇興。
各教室には、熱気と闘うクーラーが…!
先輩をパクっちゃえ!学校紹介の展示でした。
歴史ある校舎が誇り。 ふと見かけたポスター。
 
 
 

 

退任ご挨拶 成18 (2006)年4月 記

また、暖かい季節がめぐってきました。
附高では、50期生が元気よく卒業していきました。
そして、53期生が希望に燃えて入学してきました。
なにか、よいことがありそうな予感のする、2006年・春です。

さて、私は、3月31日、任期満了をもって附高校長を退任いたしました。

太平洋の島々の周りでカヌーを漕ぐのが本来の仕事である私は、附高では陸に上がった河童も同然。当初は、校長室の窓際で舟を漕ぐのが精一杯でした。それでも何とか責任を全うすることができたのは、同窓会、後援会の皆様のご支援、教職員の皆さんのご理解とご協力、そして、生徒諸君の若さ溢れる声援のおかげです。すべての方々に厚く御礼申し上げます。

任期中を振り返って、私は、生徒諸君の自己管理と自主行動の見事さと、常に卓越を目指す心意気に、あらためて感心しています。教職員の皆さんの誠実かつ緻密なお仕事ぶりに感服し、同窓会と後援会の皆様の附高と附高生を思うお心の強さに感動しています。さらに、タイ国の同窓生とタイ大使館の皆様の熱いお気持ちと、近隣にお住まいの皆様、商店の皆様のご協力も忘れることはできません。

人的環境にはこの上なく恵まれている附高も、暖房設備の危険なまでの老朽化の例に見られるように、施設、設備の面 では、改修と改善を要するところばかりです。大学当局もさまざまな施策をしているのですが、「法人化」の影響は殊のほか大きく、思うような対応ができないでいるのが現状です。そこで、同窓会と後援会の皆様のご助言とご指導をいただいて、2005年の秋に、附高の教育に関心をお持ち下さっている皆様に教育環境改善のためのご寄付をお願いすることにいたしました。

幸いに、妙高施設運営委員会の皆様のご協力もあって、2月には本館部分に新しい冷暖房設備が導入されました。皆様の温かいお気持ちのこもったご寄付により、講堂と西館(新館)の冷暖房設備新設の目処も立ちつつあります。この間の経緯につきましては、今春発行の「泰山木」誌上で詳しくご報告申し上げます。皆様、ほんとうにありがとうございました。この夏から、附高生は、私たち同窓生が体験したことのない快適な環境の中で、思う存分、勉学と諸活動にその実力を発揮することができます!

創立50周年を経て、「次の50年」に入った東京学芸大学附属高等学校は、吉野正巳・新校長、五十嵐一郎・副校長のもと、力強く歩を進めて参ります。同窓の皆様には、附高へのこれまでのご援助に感謝申し上げるとともに、これからも、変わらぬ ご支援とご指導をお願い申し上げます。また、折に触れて母校に足をお運びくださり、お元気なお姿をお見せくださって、後輩たちに力をお与えくださいますよう、お誘い申し上げます。

附高校長室を離れた私は、夏から秋にまた、太平洋の島々へカヌーを漕ぎに出かけます。大学の研究室で舟を漕ぐかどうかは……学生次第です。

2006年4月、杉田 洋

4月より吉野正巳先生が新校長先生として着任されました。 吉野新校長先生は自然科学系の電気生理学・神経生物学・筋生理学等がご専門分野です。

2月24日、田中百合子さん特別講演の折り、校長室にて。 左から五十嵐副校長、杉田校長、田中百合子さん 卒業式の日に、賞状・表彰状を手渡す校長。女子ホッケー部は全国大会に出ました。
 
凝った名前のため、読み上げると訂正が入って、
校長室に屈託のない笑い声が弾ける…。
全国大会出場を果たしたホッケー部女子と顧問の若宮先生。
卒業式の日校長室で。
 
 


杉田校長の入学式スピーチ 成17 (2005)年4月 記

4月、新入生を迎えた入学式に於ける杉田校長のスピーチは、新入生のみならず、 多くの父兄にも感銘を与えるものでした。その要旨を文章化したものを杉田先生から頂きましたので、ご紹介します。

 
校 長 杉田 洋(すぎた ひろし)

 

昨年は、「感情、情緒」の中心と考えられるHEART(ハート)の 文字に次のような単語をあてはめて、私の新入生への希望を示しました。

H Humility [ヒューミリティー] (謙虚)
E Excellence [エクセレンス] (卓越)
A Amiability [エイミアビリティー] (好感)
R Resilience [リジリエンス] (弾性)
T Tolerance [トレランス](寛容)

今年の新入生のみなさんには、「思考、知性」の中心となると考えら れるMIND(マインド)の文字に次のような言葉を当てて、私の期待を示すことにします。

M Mobility [モビリティー] (可動)
I Independence [インディペンデンス] (独立)
N Naturalness [ナチュラルネス] (自然)
D Decency [ディーセンシー] (品位 )

現代社会では、地理的な移動、文化間の移動が活躍の場を広げます。 また、身体条件、社会的制約などに妨げられない、広義の「バリア・フリー」環境の整備が求められ、そのような環境での活動がさまざまな成果 を生んでいます。精神的にも、物理的にも「モバイル」(mobile)、つまり、「可動」であることが大切になります。

いうまでもなく、これからの社会では、「独立」 (independent)の精神がますます必要になります。人や組織に一方的に頼ることなく、自分の判断で行動し、その結果 や責任は自分で引き受けるという姿勢が大切です。 自分の気持や判断に素直であり、人との関係でも、普通 に人間らしい、自己や他人を縛ることのない接し方をする、「自然」(natural)な態度が大切です。

自分の気持に素直で、独立性をもち、精神的にも空間的にも自由に動 き回る------ となると、他人のことを考えず、自分の主張のみを前面 に出し、自己の利益のみを追求するという、いわゆる「ジコチュー」の世界へまっしぐらに走ることになる恐れもあります。ここで、「品位 」のある(decent)生き方が大切になります。

きちんとした社会には、法律、条令、規約、規則などとして正式に制 定されてはいなくても、その社会の人々がそれに従って行動することが暗黙のうちに前提にされている「規範」のようなものがあります。「人としての道」、あ るいは、ゆるやかな「公序、良俗」といってもよいものです。これを尊重するのがdecentな態度なのです。

慎み深く、他人の考え、気持、立場などに心を配り、調和やバランス といったことを頭に置きながら、かつ、独立の人間としての誇りをもって行動する ------ これがdecentな態度です。附属高校の先生方が折に触れて口に出される「品位 」という言葉が、名詞のdecencyに近い意味と語感をもっています。形容詞のdecentは、a decent person (品位のある(礼儀正しい、まともな)人)や、decent clothes(きちんとした服装)などのような表現の中で使われます。

「個人の権利と個人の幸せの追求」が強調される現代の世の中で、 decencyへの尊敬の念は、ともすれば薄れがちになっています。このような時だからこそ、附属高校の生徒のみなさんには、一段と高いところに自分を置 いて、decencyを保ちながら行動してほしいと思うのです。

みなさんがMINDの四文字が表すことを心に留めて、充実した高校 生活を送ることを期待しています。


 

50期生(在学2年生)タイで学習旅行 11月15日〜19日
『学習旅行』では何を感じ、何を得 たのでしょう!

2004年11 月15日(月)から19日(金)の5日間、母校の現役2年生(50期生)がタイ國へ学習旅行へ行きました。
母校創立50周年を記念しての旅行で、従来の国内旅行から、留学生を受け入れているなど、関係の深いタイでの『学習旅行』となりました。
年配の同窓生には、ちょっと馴染みのない『学習旅行』という名ではありますが、「名は体を表す」という通 り、『修学』という仕上げの旅行ではなく、彼ら若い後輩達はingの有意義な『学習』をしてきたようです。


出発当日の11月15日(月)は朝8時30分に成田空港に集合、出国手続きを済ませて、2機の 飛行機で11時45分と55分にそれぞれ出発。2年生全員と教職員、同行の父母をあわせると、とても1機では間に合わなかったわけです。

約7時間のフライトの後、バンコク空港へ。腕時計は日本時間の 18時、夕闇迫る時間帯なのに現地時間は16時ちょっと前。スコールなのか雨模様とはいえ、雲間からのぞく太陽はまだまだ真っ昼間の明るさ。わずか2時間 ではありましたが、「時差」なるものを初めて体験しました。

タイへの入国手続きを終え、空港からホテルに着いたのが18時 (ここからはタイ時間で表記)。ここに待ちかまえていたのが、タイから母校へ留学・日本の大学を卒業した同窓生達。大歓迎を受けてレストランで初めてのタ イの食事でした。タイの同窓生達は、帰国後タイの各分野で要職につき、政治・経済・文化の重要な担い手となっていました。

11月16日(火)は、7時に朝食、8時には3つのコースに分かれてタイの高校訪問のため出 発。チュラロンコーン大学附属高校、シーナカリン大学附属高校、セント・ガブリエル高校(クリスチャン)とそれぞれ特色ある高校を訪問しました。

そこでは、高校生同士の交流が大きなテーマで、それぞれの文化 の紹介や一緒に遊んだり、共同作業をしたり、心を通 わせることが出来ました。たとえば、日本の伝統である書道や剣道、空手、タイの高校生にとっては珍しい野球、さらにはあや取りや折り紙、独楽や羽子板遊 び、また浴衣の紹介などなど。タイの高校生からは、きらびやかなタイの衣装、踊り、タイ式拳法のムエタイの模範演技、タイ独自の楽器とその演奏、等々が披 露され、一緒に踊ったり、演奏したり、お菓子を作ったり(勿論食べました)…、またサッカーやバスケットの対抗戦をしたり…、若い彼らが国境や文化の違い を軽々と超え、ともに楽しむ姿は、何とも心を豊かにしてくれる光景でした。

午後は、バンコク市内の遺跡を訪ねての観光で、タイの古い歴史 と文化に目を見張る、楽しい時を過ごしました。

11月17日(水)は、前日同様7時食事、8時出発で 1.太陽電池研究所、タマサート大学、2.社会福祉施設、バムルンラード病院、3.帝人、BIOTEC、4.マヒドン大学、蘭農園、BJ Orchid、5.タイ・トヨタ、デンソー、BOI、6.チュラロンコーン大学、7.チトラーダ宮殿、チトラーダ・スクール、8.タマサート大学(法)、 外務省、と8コースに分かれて研修に出かけました。

訪問先では、単に見学するだけでなく、質疑応答があったり、様 々な体験があったり…、でタイの最新の文化や技術、医療や福祉、生産や経済に直接触れることが出来、また、日本との結びつきの多様さ・深さに、あらためて 日本と世界へのグローバルな視野を広げることができました。

昼食後も、訪問先ですごし、まさに一日をタイの先端文化の『学 習』で過ごしました。

11月18日(木)は、アユタヤへ移動。タイ第二の都市、かつての王国の首都、日本でいえば京 都のような歴史と現代が共存する街。山田長政が活躍し、日本人街の跡が今に残る古都…。400年の時空を超えて、さて、母校後輩は何を感じたのでしょう。

それにしても、若さはタフ。旅の疲れも見せず、王宮跡の塔の てっぺんで絶景かなを決め込んだり、公園ではボール遊びをしたり、飛んだり跳ねたり…、ちっともじっとせず、タイを全身で楽しんでおりました。

アユタヤ市内のホテルで夕食を摂ったあと、バンコク空港へ。 22時30分と23時40分の2機の飛行機で成田へ。本来機中泊なのに、寝るのは少数派。『学習旅行』の復習で、やっと眠ったと思ったらもう日本でした。

19日早朝、成田到着。入国手続きを終え、解散。第二陣が成田を去り、同行の教職員がホッと一 息ついた時、時間は9時を過ぎていました。事故もなく、病人も出ず、楽しい想い出を胸に、通 勤の人込みに紛れて、お土産のいっぱい詰まった荷物を抱え、家路についたのでした。

 
 
出発前の成田空港で
バンコク空港で出國手続き中
バンコク到着後ホテルでの食事



タイの卒業生たち
チュラロンコーン大学附属高校訪問
防具一式日本から持ってきたんだって!
     
シーナカリン大学附属高校訪問、鈴なりの歓迎でした。
艶やかな民族衣装の高校生と一緒にダンス!
野球の模範演技?



楽器の演奏を教えてもらう
セント・ガブリエル高校での歓迎風景
空手の模範演技…
     
タイ市内の名所見学
タマサート大学で研修
社会福祉施設を訪問して実習



豊かな歴史の國を実感しました!
澄んだ青空をバックに!
アユタヤの旧日本人町跡
     

チトラーダ高校では大歓迎
タイ外務省訪問の記念撮影
   
 
 
 
『学習旅行』参加生徒から寄せられた感想文

タイ学習旅行を終えて
二年B組  柳垣  充

  十一月十五日から十九日までの五日間、五十期は学習旅行でタイを訪れました。事前の説明で、「修学旅行」ではなく、「学習旅行」であると聞いた時、僕も 含め多くの生徒が堅苦しいイメージを持ったと思います。しかし、そのイメージはホテルに到着した時、一瞬にして払拭されました。二十一階から眺める夜景は とても美しく、日本では一度も見たことのないものでした。初日の会食では、卒業生の方々やタイ国人事院の方の非常に厚い歓迎を受けました。

 五日間の学習旅行の中で、すべての出来事が僕にとって貴 重な思い出となっていますが、ここではタイの高校生と交流を行った二日目の学校訪問と、三日目のコース別 研修について述べたいと思います。

 学校訪問では、二〜三クラスごとに分かれて、タイでも優 秀な三つの学校を訪問しました。僕は、セント・ガブリエル・スクールという男子校へ行きました。想像をはるかに越える歓迎を受け、皆とても驚きました。主 に四人のグループになり、学校内を見学したり、隣接する女子校へ移動し、交流を深めました。タイの生徒たちは皆、親切で明るくすぐに打ち解けることができ ました。最後に僕達は合唱を披露しましたが、タイでも親しまれている日本の曲だったため、とても盛り上がりました。

 コース別研修では、八つのコースに分かれて、それぞれ研 究施設や大学、工場などを見学しました。僕は、王室プロジェクトの研究施設見学と、チトラーダ・ スクールの訪問という内容のコースでした。現国王の宮殿内にあるため特別 に許可を得て訪問することができたのです。チトラーダ・スクールは王室関係者も通 う学校で、日本語を学んでいる生徒達と交流しました。僕達は日本の文化の紹介として、折り紙と書道をタイの生徒達と一緒に行いました。折り紙はいくつもの パーツを組み合わせて一つの作品を作るというもので、皆協力して作っていました。書道では、送り仮名の説明に苦労し、言葉の差、文化の差を感じました。

 二つの学校交流で一番印象に残ったのは、言葉の壁でし た。相手に自分の気持ちが通 じなかったり、相手の気持ちが理解できなかったりと、とても大変でした。しかし、一緒に同じことをして触れ合う中で、自然と笑いが生まれ、気付かぬ うちにたくさんの人と友達になっていました。タイ学習旅行では、人と人との交流がどんなに楽しいものかも学びました。異文化に触れるという機会をこれから も大事にしていきたいと思います。  最後に、この学習旅行にあたり、五十期の先生方、タイ国大使館の方々、タイ国留学生の方々等、多くの方々に事前の手配や準備でお世話になり、有意義な学 習旅行となりました。ありがとうございました。


タ イで友達できました
二年G組  栗村  朋
  五十期タイ学習旅行では、みんなそれぞれ何か学んだり感じたりしたことがあったと思います。タイの文化や歴史、社会面 など色々な視点に通じる体験ができて、忙しくもあったけれど充実していたと思います。私もこの旅行を通 じて、得たものは多いと思います。  私の一番印象に残ったことは、現地の高校との学校交流です。私は旅行委員でもあり、準備に携わってきたので最も楽しみにしていました。そして、個人的に もタイの生徒とたくさん話したいな、と思っていました。タイ人も日本人も、英語が母語ではないので、下手でも思いきって話しかけることができました。学校 訪問のスケジュールの中にグループでのディスカッションも含まれていて、グループが同じだったタイの生徒とは、たくさん会話ができて良かったです。ディス カッションが終わっても色々なことをお互い質問しあったり、仲良くなれて本当に楽しかったです。

 寺院や遺跡など、観光スポットと言われるようなところに も行きました。そしてコース別 研修でタイの企業などにも行きました。どこもそれぞれに素晴らしいものでした。でも、それはやはり、「タイ」という国あってのもので、私たち日本に生まれ 育った人には、異質なものとして壁を感じてしまうのです。でも、出会った人たちとは、会話など交流することで心を近付けることができたと思います。この旅 行で、人と人との交流の持つ力はすごいなと感じました。タイの学生もみんな、カメラ付き携帯電話を持っていました。ケミストリーが好きな子もいました。私 たちと変わらない気がしました。

 そして、旅行から帰ってきて、私は他にも色々な国へ行き たくなりました。私たちは世界の様々な国について勝手にイメージを抱いていますが、インターネッ トなどからの知識によってわかった気になるのではなくて、実際に現地の人たちと交流することで、その固定観念をどんどん覆していきたいです。学習旅行でタ イに行って、先輩のタイ国留学生のおかげで学校訪問ができて本当に良かったです。いつかまたタイに行って、友達に会いたいと思っています。

平成17年3月 記

狙われた? 附高生&同窓生宅に詐欺電話頻々…  
平成16 (2004)年9月 記


母校の副校長・五十嵐先生より、同窓会理事に連絡がありました。


最近のことですが、在校生および同窓会を狙って、立て続けに"おれおれ詐欺"の変種が発生しています。
登場する人名から、
・現役の、あるクラスの名簿(同期名簿は配っていない)
・附高同窓会会員名簿
・世田谷附中同窓会名簿
を持っていると判断されます。

「お子さんが同級生○○君(これが実在する!)の車を無免許で運転して、人身事 故を起こした。今、弁護士先生と電話を代わる」という筋立てで、9月11日(土)は現役2年生、13日(月)は3年生、15日(水)は44期生と47期 生、の家庭に電話があったそうです。

・2年生の場合、同級生○○さんは世田谷附中の同級生の氏名でした。
・3年生の場合は、学校の授業時間に電話があり、家庭から学校に連絡があって、"おれおれ詐欺"が見破れた。
・47期生の場合は、詐欺電話は本人が家にいるときにかかって来て、事なきを得た。

五十嵐先生からのご連絡では、卒業まもない同窓生のことがご心配のようでした。 でも若い同窓生ばかりでなく、○○くんが「ご主人」に変わり、同級生が同僚に変わるだけで、事件は一層身近に迫ってきます。

犯人が、電話で"おれおれ"を連発し、動転した家人が子供の名前を漏らす、と言 う偶発的な犯行ではなく、子供の名前、友人の名前を正確に使っての、新手の電話詐欺のようです。

各位におかれましては、十分お気をつけください。連絡を取りあって確認するな ど、家族で話し合い、対策を講じておきましょう。